前回のコラムで、
光と影を瞑想とストレスの関係の例えとしてお話ししました。
TM瞑想の効果にはストレス解消があります。そしてストレスが解消されていくことは本来の自分(真我)に気づくという効果に繋がります。
その例えをまた光を使ってお話しします。
世界遺産に登録されている、中尊寺の金色堂。
先日見た雑誌に掲載されていた写真にはまばゆいばかりの光に満たされたお堂と仏像が写っていました。
実際に何回か訪ねたことがある印象よりも輝いていて、金の細工の精密さにも驚きました。
「こんなにも素晴らしいお堂だったのか」
同じお堂なのに訪問時にはその輝きに気がつかなかったのは何故?
答えは、光。
雑誌掲載の写真は撮影のために強い光が当てられ、お堂の隅々までの美しさが現れていたのです。
黄金は光があって輝く。
お堂の美しさは光があってより輝く。
毎日の瞑想(光)で、自分の中にあるお堂(本当の自分、真我)の輝きに気づく。
お堂(真我)は元からそこにあります。
その輝きに気づき、生きていく。
瞑想(光)はそのために役立つ、のです。